コロナが落ち着き、最近ではヨーロッパやアメリカなどの遠方の国に旅行する人が増えてきました。
久しぶりの海外旅行が楽しみな反面、長時間フライトが心配な方は多いのではないでしょうか。
日本からヨーロッパやアメリカまでは、フライト時間が10時間以上かかるのが一般的。
事前に対策をしていないと移動だけで疲れてしまったり、到着後の体調が悪くなったりすることもあります。
特に女性は長時間フライトでの乾燥やむくみなどで、旅行を充分に楽しめない可能性もあります。
本記事では女性に向けた、長時間フライトを快適に過ごすための服装やグッズ、過ごし方を解説していきます。
海外旅行を全力で可愛く楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
長時間フライトで快適に過ごす服装

ここでは長時間フライトを快適に過ごす服装について解説します。
- トップスの選び方
- ボトムスの選び方
- シューズ・ソックスの選び方
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
トップスの選び方
長時間フライトでは上半身が凝り固まるので、肩こりや腰痛になりやすいです。
そのため、トップスは「ゆとりがあるもの」を選ぶようにしましょう。
【おすすめのトップス】
- 首元が詰まっていないTシャツ
- 大きめのスウェット
- 締め付けのない下着
- 脱ぎ着できる薄手の上着
フライトの時期によって上記から必要なものを選択いただくことで問題ありません。
ただ、外資系の航空会社を利用するとき、機内は冷房が効いていて寒いことが多いです。
体が冷えないように、脱ぎ着できる上着を1着機内に持ち込むと安心できます。
脱ぎ着できる上着でおすすめなのは、折りたたんで小さく収納できるユニクロのダウンです。

長時間フライトのときは、ゆとりのあるトップスを着て、脱ぎ着しやすい上着を1着持ち込みましょう。
ボトムスの選び方
長時間フライトでは同じ姿勢で座り続けるため、足が痺れたり、むくみが出やすいです。
そのため、ボトムスは「ゆとりがあって柔らかい素材のもの」を選ぶようにしましょう。
【おすすめのボトムス】
- ゆとりのあるスウェット
- 柔らかい生地のパンツ
- シームレスの下着
NGボトムスはデニムとスカート。
デニムが動きづらいのはもちろん、スカートは席の移動時に周りに引っかかったり、巻き込みやすいからです。
長時間フライトのときは、ゆとりがあって柔らかいボトムスを履くようにしましょう。
シューズ・ソックスの選び方
長時間フライトでは歩くことがほとんどないため、むくみで靴がきつくなりやすいです。
そのため、シューズは「柔らかい素材の脱ぎ着しやすいもの」を選ぶようにしましょう。
また、ソックスは「足首が隠れるもの」を選ぶのがおすすめです。
【おすすめのシューズ】
- 柔らかい素材のスニーカー
- 履きなれているシューズ
【おすすめのソックス】
- くるぶし以上の丈がある靴下
- もこもこの靴下
NGソックスはヒートテック。
ヒートテックは一度汗をかいてしまうと乾きにくいため、かえって足元が冷えてしまいます。
長時間フライトのときは履きなれた柔らかい素材のスニーカーに、くるぶし以上の丈の靴下を履くようにしましょう。
長時間フライトに必要なグッズ

ここでは長時間フライトに必要なアイテムをジャンルごとに解説します。
- 乾燥対策に必要なグッズ5選
- むくみ対策に必要なグッズ3選
- 安眠するために必要なグッズ4点
それぞれ詳しく見ていきましょう。
乾燥対策に必要なグッズ5選
フライト中はしっかりとした乾燥対策が必要です。
飛行中は機内の結露を防ぐために極端に乾燥させているため、私たちの体も乾燥します。
体の乾燥を防ぐために、下記の5点は必ず持ち込みましょう。
- 水
- 化粧水や保湿クリーム
- リップクリーム
- メイク落とし
- 保湿マスク
事前にメイクを落として搭乗すれば、フライト中に乾燥を感じる度に保湿ができます。
万全な乾燥対策で長時間フライトを快適に過ごしましょう。
むくみ対策に必要なグッズ3選
フライト中はしっかりとしたむくみ対策が必要です。
同じ姿勢を取り続けて血流が悪くなるため、下半身がむくみやすくなります。
むくみを防ぐために下記の3点は必ず持ち込みましょう。
- 着圧ソックス
- 足スッキリ系の足裏シート
- 脱ぎ着できる薄手の上着
着圧ソックスはメディキュットがおすすめです。
メディキュットは英国の医療用ストッキングがルーツで、ストッキングの圧力が足のむくみを緩和します。
ふくらはぎまでの丈であれば、フライト中の脱ぎ着が簡単です。

万全なむくみ対策で長時間フライトを快適に過ごしましょう。
安眠するために必要なグッズ5点
フライト中はしっかり疲れを取るためにも安眠対策が必要です。
エンジン音や周りの話し声が気になると、座ったままの睡眠が難しいからです。
安眠するために下記5点は必ず持ち込みましょう。
- ノイズキャンセリング機能のあるイヤホン/耳栓
- ネックピロー
- アイマスク
- 歯ブラシ
- スリッパ
「H型ネックピロー」はH型のため頭への負担も少なく、さまざまな体制で使えます。
空気で膨らませるタイプのため、持ち運びしやすいのでおすすめです。

万全な安眠対策で長時間フライトを快適に過ごしましょう。
長時間フライトの過ごし方1|搭乗前のポイント4選

ここでは長距離フライトに搭乗する前のポイント4選を解説します。
- 座席は通路側を予約する
- メイクを落とし保湿する
- 機内で見たい映画やドラマをダウンロードする
- 機内に持ち込む手荷物を整理する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①座席は通路側を予約する
座席指定は必ず席を立ちやすい通路側を予約しましょう。
通路側の座席であれば、トイレに行く場合やむくみ対策として立ち上がる動作がスムーズにできるからです。
景色を優先して窓側を予約するのも素敵ですが、隣の席の人が眠っているときトイレを我慢するしかなくなります。
機内を快適に過ごすために、必ず通路側の席を予約しましょう。
②メイクを落とし保湿する
長時間フライト前は、メイクを落とし保湿しましょう。
機内は極端に乾燥しているため、フライト中は頻繁に保湿する必要があるからです。
空港まではメイクをしておきたい、という人はメイク落としを持ち込みましょう。
チェックインや保安検査に時間を要してメイクが落とせない可能性もあるので、手軽に使えるメイク落としシートを用意しておくと安心です。
メイク落としオイルやジェルなどの液体物は100ml以下でないと機内に持ち込めないため、注意してください。
筆者は早めに保安検査場を通過し、トイレでメイクを落として保湿します。
機内を快適に過ごすために、メイクは必ず落として保湿しておきましょう。
③機内で見たい映画やドラマをダウンロードする
長時間フライト前は、必ず見たい映画やドラマをダウンロードしましょう。
機内にモニターが付いていなかった場合や、見たい映画やドラマがなかった場合、電波も入らないので時間を潰せないからです。
暇な時間が増えるほどフライトがさらに長く感じ、非常に苦痛になります。
YoutubeやAmazonのPrime Video、Netflixの会員なら、アプリ上でダウンロードが可能です。
機内を快適に過ごすために、見たい映画やドラマを必ずダウンロードしておきましょう。
④機内に持ち込む手荷物を整理する
長時間フライト前は、機内に持ち込む手荷物を整理しましょう。
必要なもの手荷物を機内の上の荷物入れに入れてしまうと、フライト中取り出すのが難しいです。
せっかく事前に用意したアイテムが使用できなくならないように、事前に手荷物を整理しておきましょう。
長時間フライトの過ごし方2|機内で快適に過ごす3つのポイント

ここでは長距離フライトの機内で快適に過ごす3つのポイントを解説します。
- スリッパに履き替えて着圧ソックスを履く
- 食事を取ってから歯を磨き、保湿をしてから就寝する
- 頻繁に立ち上がって歩く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①スリッパに履き替えて着圧ソックスを履く
むくみ対策には、離陸前に着圧ソックスを履いておくことが重要です。
そのため、座席についたらまずはスリッパへ履き替え、着圧ソックスを履きましょう。
離陸前に完了しておくことで、快適なフライトが可能です。
②食事を取ってから歯を磨き、保湿をしてから就寝する
長距離フライトでは就寝するタイミングが重要です。
なぜなら、ほとんどの航空会社では、離陸から1時間ほどで食事が出るからです。
筆者は食事を取るまでは起きるようにし、食事を取ったらトイレに行き、トイレの中で歯を磨きます。
席に戻ったらパックをするか、ミストタイプの化粧水を顔に振りかけてから就寝します。
タイミングを見計らって食事をとり、保湿・歯磨きをすることで、快適な睡眠が得られるでしょう。
③頻繁に立ち上がって歩く
長距離フライトでは、積極的に動くようにしましょう。
フライト中はトイレ以外のタイミングで歩くことがないため、長時間座った姿勢が続きむくみやすいからです。
筆者は寝てる時間以外は1時間に1度は立ち上がってトイレに行き、トイレの中で上半身のストレッチとスクワット、足踏みをしています。
起きている間は積極的に動き、むくみを防止しましょう。
まとめ

今回は女性に向けた長時間フライトを快適に過ごすための服装やグッズ、過ごし方を解説しました。
長時間フライトを快適に過ごすポイントは下記のとおりです。
- ゆとりのある着心地のいい服装を着る
- 乾燥やむくみ対策、安眠グッズを事前に準備する
- 搭乗前と機内での過ごし方を工夫す
事前準備と過ごし方の工夫をすれば、長時間フライトを快適に過ごすことができ、到着後全力で旅行を楽しむことができます。
ぜひこちらの記事を参考に準備して、快適なフライトと楽しい旅行をお過ごしください。
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